みなさんはエアコンと聞くとどのようなものを思い浮かべますか?
まずはじめに家でよく使われているエアコンのことについて説明(せつめい)しましょう。
エアコンのうち部屋の中にあるものを室内機(しつないき)、外においてあるものを室外機(しつがいき)とよんでいます。
室内機と室外機は2本の配管(はいかん)でつながれています。
室内機と室外機には送風機(そうふうき)という風を送る機械(きかい)が入っています。
エアコンはどのようにしてお部屋を冷やしたり暖め(あたため)たりしているのでしょう?
その仕組みについて説明(せつめい)します。
室外機と室内機をつないでいる配管(はいかん)の中には冷媒(れいばい)という物質(ぶっしつ)
が入っています。
その冷媒(れいばい)が熱(ねつ)を運んでくれるおかげで冷たい風が出たり暖かい風が出たりします。
たとえば、夏の暑い日に道路に水をまくとすずしくなるよね。
そのとき水
が道路の熱をうばって水蒸気(すいじょうき)
となり、空に上がっていくからすずしく感じるんだよ。
それでは冷房(れいぼう)をする時と暖房(だんぼう)をする時のちがいを見てみましょう。
リモコンの『冷房(れいぼう)』や『暖房(だんぼう)』ボタンを押すと冷媒(れいばい)の流れる向きが変わります。